断酒は、手っ取り早く人生をかえる

断酒

みなさんはお酒の失敗はしたことありますか?

これを書いてる私は、今まで数多くの失敗をしてきました。飲みすぎて他人に迷惑をかけたり、喧嘩をして後日謝らなくてはいけなくなったり、、、。その結果、大事な友達からの信頼を失ったこと、恋人とうまくいかなくなったことが多々あります。このようなお酒の失敗は、飲酒をしている人には当たり前のようにあるかと思います。ある時私はそんな失敗や、信頼をなくす自分に嫌気がさしました。そして6年前から断酒を始め、一度スリップ(再飲酒)をしましたが、今また断酒をしています。今日は私が感じる断酒のメリットについて書きたいと思います。これから断酒をはじめるきっかけになればいいなと願っています。

断酒は肝臓の数値を平常化させる

お酒は肝臓で分解、処理されます。毎日飲酒をしている人、肝臓に負担が出るような飲み方をしている人は、健康診断の数値にも表れ、AST、ALT、γ-GTPという値で高く検出されます。私は以前は毎晩飲酒していたので、健康診断のこれらの数値は、当然高かったです。ただ数値が高かったとしても自分の身体の調子が悪いという実感はなかったので、そんなに問題としては捉えていなかったです。ただ断酒をはじめて1ヶ月程度たったある日、たまたま献血をした際にでた血液検査の結果がとても改善されていたことに、大きな衝撃を受けました。肝臓の数値がガクーンと下がっていたのです。健康体とされる平常値よりさらに下回っていました。今までは数値が悪いがために再検査をすることもありましたが、それ以降、検査に引っかかることは一切なくなりました。

断酒は腰痛を治す

私は、現在トラックドライバーの仕事をしています。トラックドライバーは荷物をおろしたり、積んだりして腰に負担を与えます。また運転時に長時間同じ姿勢でいることでさらに腰痛を引き起こします。20代の頃あまりにも無茶な配送を行なっていたため、歩けないほど腰を痛めてしまい、何ヶ月も仕事を休まざるを得なかったことがあります。それからドライバーをやめることを決意しましたが他の業種に就いても長続きすることもなく、またドライバーに戻りました。ただその時は断酒をしていましたので、腰痛を引き起こすことがなく、普通に仕事に戻れました。今考えてみると二日酔いの日は腰痛をすごく感じ、腰が緩んだ感じがしていました。腰痛の全てがお酒のせいではないと思いますが、私は絶対飲酒は腰痛に起因していると考えます。お酒を飲むと身体は炎症反応を起こし、痛みを伴います。外傷があればジンジン痛むし、風邪をひいている場合は熱はどんどん上がっていきます。たとえ、自力で治したとしても治りは遅いです。そして腰痛で人生を苦しんでいる人は何万人もいると言われています。痛み止めを飲んだって根本的な解決はしません。身体に余計なものをいれない。つまり飲酒による身体の炎症を起こさせない。私は腰痛を持っている方は断酒をすべきだと思います。

断酒は時間を生む

私が断酒をする前、夜は当たり前のようにビールを2缶飲み、テレビをみて、眠くなったら寝るという生活をしていました。はっきりいってしまえば晩酌後は、生産的な活動はできませんでした。今この記事を書いているようにブログを執筆したり、車に乗り銭湯に行ったり、買い物にいったり、勉強したり、そんなことは一切皆無でした。しかし今では、夜ご飯を食べたら多少は眠くなるものの、やろうとおもえばなんでもできるのです。頭は冴えてるし、車にだって乗れる。今までの時間の使い方は、なんだったんだろうと。そして自分と向き合う時間が増えました。今自分はやりたいことがやれているのか?明日はその目標にむかって何ができるのか?毎日頭が冴えているので。なんでも思考ができるのです。人生の準備が万端になるので日々の仕事、タスクをこなすことが楽になっていきます。

断酒は余計なコストを増やさない

友達と食事に行き、ビールを1杯飲む。1杯で済むわけもなく2杯、3杯。会計の計算なんかできるわけもなく、言われるがままにお店の清算をする。気持ちがよくなった自分たちは、女の子のいる店に入る。そしてまた飲む。女の子にも飲ませる。それがエンドレスに続く、、、。次の日は二日酔い。そして財布は空。自分は記憶がなく、友達に前日の晩の話を聞く。現金はすべて使い果たし、最終的にカードで精算している。だいたい、1日に5万くらい使っている。懲りもなくそれを繰り返す。果たしてこの行動は前に向かっているのか?答えはNOである。飲酒は、お酒代だけでなくそれに付随してあらゆる無駄金を放出させるのだ。飲んだ帰りは電車がないので、タクシーを使ったり、もし帰れなくなったらどこかに泊まるしかなくなる。飲酒はすべてにキリがないのである。断酒はこの飲酒によって起こる無駄金をすべてブロックできる。食べたものを確実に精算する、色恋営業には一切乗らない、もちろんぼったくりにも会わない。いいことしかない。

シラフで語ろうぜ

断酒をしている今、なにか暇があるたびに飲みに行こうといってる奴をみると、「別にシラフでもいいいだろ」とおもう場面が増えてきた。酒がなくたって語れるし、もう酒の力を使うのはダサいとまで思っている。シラフで語り合うかっこよさ、酒の力はいらない。飲酒はもう時代遅れなんじゃないかとさえ思ってきている。酒を飲んでストレス発散はできない。酒でその瞬間は誤魔化せても、酒から醒めてしまえば、不安は襲ってくる。ストレスや不安を酒を飲まずに正面から向き合えば、逆にそいつらが去っていく。精神的に強くなれる。断酒は自分自身を取り戻してくれるとおもう。

まとめ

題名で断酒は手っ取り早く人生を変えると書いたが、本当にそう思っている。メリットしかないといまだに思うけど、デメリットをいえば飲み友達は、もちろんいなくなっていく。ただそれでいい。もう自分はその次元に生きていないとおもえばいい。孤独になり不安になるかもしれないけど、それは仕方ないこと。自分が一歩進んでしまったということです。お酒代、それに付随する無駄金の消費がなくなったのだから、もっといいもの食べましょうね、ひとつレベルがあがった行動をしましょうね。俺は断酒してレベルがあがり、行動力もあがりました。まだまだ断酒によるメリットはあると思うけど今日はこの辺で失礼します。断酒をしたいと思ってる誰かに届けばいいなと思っています。

終わり

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